2009年11月16日月曜日

Imagination and creation

 創造は 想像がなくてはできない。
 多分、私が生み出す物は、どこかでみた記憶と、聞いた記憶と、そんなこんなが混ぜ合わされて、はい出来ましたーーって出てきたもの。
 だから、よく言う。「クリエーターと呼ばないで」と。
 多くは リアルのコピー。そして、どこかで蓄積して来たもののの焼き直し。
 でもね、これは言える。全く想像なくて、これらは出てくる事はない。
 たとえ リアルにある物を、そっくりそのまま描き取って、持ち込んだように見えても、どんな風に持ち込もうか、それをみた人がどんな風に使えるか、それで何が作れるか。
 私が作っている物は 場を作り上げる為のパーツだから、私の手を離れた後の事を、一生懸命想像して作る。
 だからこそ、「私が作った物は 私が一番上手く使える」と思える。
 だからこそ、いい意味でそれを裏切ってくれる人は大好き。
 
 こんな使い方があったのか!
 こんな見方があったのか!

 その驚きは大いに次への原動力になる。


 だからお願い。
 どこかから切り取って来た、どこかでみたようなパーツの羅列はしないで。
 たとえどこかでそれをみて、美しいと思ったからといっても、その感じ方は、貴方自身のものなんだから、それを真似してもいいけれど、貴方が表現する時には、貴方自身の思いを、どうか創造してほしい。