2013年7月8日月曜日

Bacchus

お店の話題。
前記事がリニューアルオープンしたお店だったのに対し、こちらは、閉まったお店。

BacchusはAughtにあったJazz bar です。
Second Lifeの中にJazz bar を名乗るお店はいくつもあるのですが、私がいちばん嵌ったお店がここです。
友人にその店の事を聞いて、初めて行ったときはもちろんAughtではなかったのですが、初日でかなり気にいってしまい、けっこう通い詰めました。
そのうち、お店が引っ越す段になって、自分のSIMにお誘いしてしまったくらい。

時間のあるときはほぼ毎日。
ないときでも週1くらいは通ってたと思います。
なにより音楽が心地いい。
お酒がおいしい。
美味しいと言っても、もちろんSecondLife内で飲めるわけではないので、自宅で自分で飲むわけですが、いい音楽を聞きながら、とりとめもなく酒談義しながら、時には無言のままモニタのこちら側で絵を描きながら、好きなスタイルで飲むお酒はほんとに美味しかった。


先日に書いたDRAQOONの店主もそうだったんですが、私が通うお店の特徴はというと、(女の子のフレのお店以外は)接客がすごく上手いのです。
お気に入りで通ってたお店は3軒。
そのうちの1軒はDRAQOONで、オーナーが変わっちゃったので、その接客はほぼ、もう見られません。
もう1軒は、今、月1回の営業があるかないかの状態です。
そしてもう1軒がBacchusでしたが、そこが昨日、最終営業日でした。

閉めますと宣言されてから、多くの人が、惜しんで通っていました。
私は、最後のほうは、あまり通えなかったのですが、ラスト2日はとにかく時間を空けて、行って来ました。

BacchusのオーナーはRLのお仕事の都合でSecond Life自体を辞めちゃうので、昨日が本当の最後でした。
最後の最後、お店を消すとこまで、こっそり見届けていたら、メッセージが入って。
更地なった店の土地にいる彼と乾杯をしました。
彼とは出会いの場はsecond Lifeでしたが、本当に大事な人だったのです。

ちがうな、過去形じゃない。

アバターはもう消してしまうと言う事ですから、Bacchusのオーナーだった彼にSecond Lifeでもう会う事はないのですが、彼がこの世界から消えるわけではないですから。
アバターを動かしていた人は、ちゃんとモニタの向こうで生きている。
だから、彼は今でも大事な人です。


お店が自分のSIMにあったから、お店のあった土地にはまだ彼の名前が残っています。
つまり私は自分で消したくない名前を土地から消さなきゃいけないんですが、それってちょっといじわるだなぁ、、と思いつつ、更地に立っています。

お店の中ではほとんどSS撮ってないので、お店のSSは残ってないんです。
お店には、ほんとに、ただただ、音楽とお酒を楽しむために通ってたんだなぁと、今更ながらに思います。

あーなんか、文章がまとまってないな。気持ちがまとまってないんだな、、これは。


でもね、たぶんまたどこかで会うと思う。
最後は、またねって言って別れたもの。
RL世界に張り巡らされたネットのどこかに引っかかるか、お互い相手が誰とは気がつかないまま、街中ですれ違うとこから始まるのか。

どちらにしろ、私が「怠らなければ」会えると思う。

そうしたら、もう一度、乾杯をしようと思う。ずっと大事でいてくれた友人に。

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