2012年11月9日金曜日

Attacus atlas

こんにちは
今日のご紹介は、いよいよこの方です。
日本で一番大きな蛾。Attacus atlasヨナグニサン
この子もヤママユの仲間で、沖縄県八重山諸島にしかいらっしゃいません。



ヤママユの仲間は、羽化後全く食事をしないのが多いのですが、
ヨナグニサンも大きな翅できっと運動もハードでしょうに、
お口がないのでお食事できません。
幼虫の時に蓄えた栄養分は蛹になって羽化する事で、かなり消耗しちゃうので、
あとは子孫を残すだけ?くらいしか生きられません。

と考えると、彼らの人生、、いや蛾生って、
幼虫期が本当の「謳歌期」であって、「生き抜いてる時」なのでは?
羽化しちゃったら、最後のお仕事さえ済ませれば、後はもういいの、、って感じで、
達観しちゃってたりして。
だからあれだけ派手な翅で、ひらひらしてても、平気なのね。

最後が一番美しいなんて、哀しいけど、素敵。

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